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白石白石メチャクチャ煩くてすいませんでした。
好きすぎてエロ小説書いちゃった。テヘ!
興味ある人だけ・・続きからど~ぞぉ~後悔してもしらんぞ~
ちなみに千歳×白石のエロですよ。ぬるいよ!
「・・・はぁ」
雲一つ見つからない真っ青な午後の空を眺めながら重い溜め息一つ。
本日「四天宝寺の聖書」とも呼ばれる男は元気がなかった。
心・技・体、一つも貧として欠ける所がなく、
テニスのポテンシャルを秘めた頼れる部長である。
部長の面子と己のプライドの高さ故、レギュラーにでさえ弱みを見せない男だ。
「(あんなだと・・もう流石にしんどいわ)」
そんな頼りある「聖書」白石を大きく揺るがす出来事は1週間前に遡る。
単純な恋愛
全国大会が終わり部活を引退した3年生はそれぞれに暇を持て余していた。
受験勉強をする必要も無いエスカレーター中学なので春が来るまで何もする事がない。
いつもなら当たり前のようにある筈の土曜日の練習はもう行く義務も無くなった。
「名残惜しいな」
「何がね?」
後ろから心地の良い低音の返事が聞こえた。千歳だ。
本当に久しぶりの自由な土曜日。俺は千歳の部屋に居た。
背の高い千歳の肩に頭ももたれていると後ろから腕が伸びてくる。
同時に千歳の体温が衣服越しに伝わってきた。
俺の膝の上では大きな手が満足そうに組まれて居場所を確保している。。
いつも思う。千歳とこうしている時間は暖かくて幸せだと思う。
だけど、もう一つの大事な時間は今、俺の中で止まっている。
「テニスがな、したいねん」
「部活は引退したばっかりたい」
「・・やな」
自分のテニスへの執念。コートに立ち、ラケットを握り、ボールを持つことですら。
名残惜しさがじわじわを胸を締め付けてくる。あの高鳴りが今止まっている。
テニスは完璧なプレイ程つまらんもんは無い。例え努力の上に成り立っていてでも。
だけどその「つまらないテニス」をやらせてくれたのはあの監督であって。
どんなやり方でもいい、勝ったモン勝ちと思わせるウチのやり方が好きだった。
約2年半続けた部活は高校へ行っても続けるつもりなのだが、他に気がかりな点がある。
部活を引退した今、これから千歳はどうするのだろう。
「・・なあ千歳」
「ん?」
「お前九州帰るんやろ?」
突拍子も無く振ったその話に千歳は目を丸くした。
いきなりの白石の問いかけはあまりにも単刀直入だった。
「なんねいきなり」
「橘との決着も着いたやろ、大阪にはもういる必要もないんかと思ってな」
確かに桔平と決着をつけるつもりで四天宝寺へ来た。
視力の低下での退部は心残りと悔しさがありすぎたからだ。
そして大阪に来てから桔平との決着がついたあの準々決勝。
俺が四天宝寺に居る理由は桔平との決着をつけるためであって、
大阪に来た目的はもう「果たした」のだ。
だけど自分には大阪に留まる理由はある。
「今んとこ帰る予定はなかよ」
「え?」
白石も千歳の予想外の返答に思わず目を見開きながら後ろを振り返った。
千歳は白石の驚いた表情が可愛くて、ふっと笑い白石の頭を撫でた。
こんなに可愛い面がある白石を見れるのは自分の特権だと千歳は優越感に浸る。
答えの続きを求めている白石に本心を伝えた。
「白石が俺ん側におるうちは帰らんばい」
「嘘つけや・・帰らんとアカン時が来るやろ」
「帰らんきゃいかん理由もなかね」
「ホンマに言うとんの?」
「本当たい」
「よかった・・めっちゃ安心したわ」
息を吐いてホッと胸を撫で下ろし、肩の力を抜いた。
千歳の言葉を信用した白石はゆっくり振り返って優しく目を細めた。
白石がこんなに優しい顔を見せる相手は勿論千歳しかいない。
今の白石の微笑みはただの笑顔とは違う。友達にするものではない。
大事な相手に対する微笑みはこんなにも幸せなのかと千歳は身を持って体感した。
「お前がいなくなるなんて考えられんからな」
「あらら・・それは嬉しかね」
「九州と関西やで?新幹線乗って何時間かかんねん」
「海があるから飛行機じゃなかと?」
「せやな、どっちみち遠いわな」
千歳が九州に帰ったらどうしようとずっと考えていた。
距離が不安になるなんて女々しいかもしれないけど。不安でしょうがなかった。
千歳の顔を見たり触れたりできないことがどんなに辛いかなんて分かりきってる。
単刀直入過ぎて言った後から戸惑った、千歳の行き先を訪ねる言葉。
もし千歳が九州に帰るだなんて言っていたら・・。俺はどんな顔してたんやろな。
「・・白石どげんしたと?」
「え?何がや?」
「上の空な顔しちょったけんね」
「ホンマに?悪かったわ」
「んーんよかよか」
白石こっち、と千歳が持ち前の低音で囁くと白石は一つ返事をし後ろを向く。
千歳の足の間に座る体制は変えずに左半身と首だけを後ろに向けた。
数秒目が合った後、唇と唇が合わさるだけのキス。また目が合う。
次にちゅ、ちゅ、と音を立てながら角度を変えて唇を重ね合った。
「千歳・・」
無意識に口から零れた名前。白石の胸がきゅと鳴った。
こんなにも自然に好きな奴の名前を呼べることが嬉しくて。
ちゅ、・・ちゅ。
何度も何度も唇を合わせているだけ。それだけの行為だ。
なのにどうしてこんなにも胸が締め付けられるように嬉しいんだろう。
千歳は俺が好きで、俺は千歳が好きだっていう事がどんなに幸せなことなんだろう。
「ちと、せ」
恋愛ってモノは本当に単純だ。
離れてしまっては上手く感情のコントロールもできなくなってしまい、
近くにいるだけでこんなに胸が張り裂けそうな幸せで満ち溢れている。
きっと誰だって同じで、同じように苦しんだり幸せを感じたりしているのだ。
「白石」
「・・!」
名前を呼ばれ反応する前に俺は千歳の身体に引き寄せられ、抱きしめられた。
その大きな胸板に顔が押し付けられて息がまともにできず、苦しくなる。
しばらくぎゅうっと千歳に腕に抱きしめられながら少しも力が緩まずにそのまま数秒が経った。
何も言わずにその大きな身体に身を預けて、俺はゆっくりと目を瞑った。
すると千歳がもう一度俺の名前を呼んでから一言だけ。
「お前を好いとるばい・・離しとうなか」
そう、耳元で呟かれた。俺は驚いてしまった。
ゆっくり目を開くといつもののんびりとした違う、真剣な顔がそこにあった。
テニスをしている時の真剣さとは違う。俺だけを見る本気の眼差しがすぐそこにあって。
・・アカンわ。そんな顔・・反則や、ヤバい、嬉しい。
「俺も、千歳が好きやで」
「・・ありがと、嬉しかよ」
さっき抱きしめられたのと同じ位に白石も強くその大きな千歳の身体を抱きしめた。
また唇をゆっくり重ね始める。さっきよりも深く深く口づけ合う。
千歳が唇の一番膨らんでいる所を舌で舐めると白石はぴくん、と反応した。
「可愛かね」
白石は同じように千歳の唇を突くように舐めるとその唇の間から出てきた舌とぶつかった。
滑らかに濡れている舌はお互い絡み合い、徐々に口内へと侵入していき僅かな水音が耳に残る。
千歳の舌は複雑に白石の口内で動き、思わず溢れてくる吐息と声が抑えられずに。
「・・っ、ん、ふ・・」
いつもしている事と同じ事なのにこんなにドキドキするなんて。
さっきの千歳の言葉が耳に残っていて頬が蒸気する。あんなに真剣な顔は珍しかった。
あの表情や言葉、全部ひっくるめて惚れ直してしまった。俺は本当に単純や。
キスは回数を重ねる事に激しくなり、お互いの呼吸が聞こえてくる。
ちゅる、ちゅる、と言う水音がやけに心地良くて、段々したい気分になってきた。
「千歳・・俺もうアカンわぁ・・」
「うん、エッチな顔になっとるばい」
「・・千歳としたいねん」
「分かっとお。俺も白石を抱きたか、ええんね?」
その返事をする必要もなくベッドに押し倒される。
舌を絡め合いながら千歳は器用に白石の上着を脱がしていく。
「アホ、自分で脱げるわ」
「ちゃんと俺が脱がせたか」
「お前は何がしたいねん」
千歳曰く服を脱がせるのもリードの一貫らしいので大人しく脱がされてやる。
徐に脱がされた白石の服はベッドの下へ落ちて、
千歳が自ら脱ぎ投げた上着もベッドの下へ落ちていった。
日の沈みかけている空から夕日が部屋に差し込んでくる。
上半身が赤い夕日で照らされる千歳をに見とれて、胸の鼓動が早まった。
「・・お前エロいなあ」
「白石には負けるばい」
千歳はふふ、と笑って白石の首に顔を埋めた。
吸い付くのではなく舌を満遍なく使って首筋に宛がう。
鎖骨へ舌を滑らせると首、耳、まで丁寧に舐め上げていく。
「・・、っ!ん・・」
くすぐったさと感度の高ぶりが交互に白石を襲う。
ザラザラした感触と水分が首元を行き交いぞわぞわと身体の毛が立った。
この間まではテニスに入れ込み、部活の最終レーンを走っていた訳で。
こういう快感が久々で、どうもまだ慣れなくて困っていた。
「声我慢しとらんで出せばよか」
「・・女でもないのに恥ずかしいわ」
そう、白石は自分は男だという大事なプライドがある。
女のように甘い声を出したり強請ったりすることも恥ずかしく思うのは当然だ。
大概声が出そうになる時は手で口を抑えたり。唇を噛んだりしている。
千歳にとっては変な所で意地を張る白石が可愛くて仕方ないのだが。
「今から嫌でも声ば出さなんたい白石は」
「何言うとんねん、・・!?んんっ!」
両手を強い力で拘束された後、白石の口内に一気に侵入していたのは千歳の舌。
さっきとは比べ物にならないくらいに千歳は激しい舌の動きで口内を犯してきた。
先程までの可愛い音では程足りず、ぐちゃ、ぐちょという水音が部屋全体を響かせている。
飲み込みきれずに口端から溢れ出してくるのはどちらのか分からない唾液。
そして耐え切れずに白石の甘い声が漏れる。
「・・ぁ、はぁっ、あ・・!」
きゅっと目を瞑り、辛そうに舌を動かす白石に千歳は更に欲情した。
いつも冷静で声を荒げる事もしない白石の淫乱な表情と声と身体が今目の前にあることに。
それから千歳はズボンの上から白石の局部を触り始めた。
「・・!、んんっ、あ、あぁ・・っ」
僅かに目を開けて千歳を見ながら声を漏らす。
局部が擦る度に反応してズボン越しでも分かる程にビクビクと反応している。
白石は開いた片手を千歳の頬に添えながら名前を呼ぶ。
「っ、千歳・・」
「白石ココばビクンってなっとる、そんなに気持ちよか?」
「・・気持ちよすぎて、ヤバイわ・・っ」
「これからもっと気持ちくなるとよ」
張り詰めたズボンのジッパーを下げ、腰からズボンを降ろす。
白石は身包みを剥がされ、全裸の状態で千歳に組み敷かれている。
プライドの高い白石がここまでされても平気な理由。相手が千歳だからだ。
きっと他の人間は白石がこんな風に組み敷かれる想像なんてする筈もない。
千歳は露になった局部を優しく手の平で包み揉み上げ始めた。
「は・・っはぁ、っ・・ん・・」
「・・よか声ばい」
「・・アホ!ただの男の声やんけ!」
「ばってん、白石は特別とね」
「ははっ!俺は千歳の特別なんやな」
次は白石が千歳の顔を引き寄せてキスをする。
先に白石の舌が千歳の口内に侵入して歯列をなぞった。
次第にお互い顎を巧みに使いながら唇を押さえつけ合う。
「ん・・っん、ふ・・」
ぼやぼやとした思考の中、同時進行で千歳は白石の性器を足掻き始めた。
勃起した性器を指で強く引っ掻いてあげるととろとろを蜜を出し始めた。
白石は局部にある指の動きに同じて身体を弾ませながら淫らな視線で千歳を見つめていた。
「・・っはぁ、はぁ、」
千歳と白石は何度も身体を重ねてきたが、こんなに淫乱な気持ちになるのはお互い初めてだった。
夢中になって抱き合い、お互いを揺さぶりながら何度も何度も唇を重ねた。
「・・千歳も脱げや、もうパンパンやん」
「我慢しとったばい」
「我慢せえへんでも、俺が気持ち良くしてしてやるで?」
「白石に舐られたら一発でイってしまうばい」
「飽きるまで何回もイったらええねん」
白石の局部に千歳の頭があり、千歳の局部に白石の頭が移動する。
丁度体位ではシックスナインの体制になる。
白石は目の前に来て降ろしやすくなったズボンを降ろすと、
露になった千歳の性器を口いっぱいに頬張った。
手と舌で同じに握ったり吸い込んだりを試すと千歳のは少しずつ大きくなっていく。
「・・ん、相変わらず、上手かねー・・かなーり気持ちよかよ」
「ははは!簡単にはイかせへんからな?」
「おお、恐い恐い」
白石は激しさを増しながら口に含んだモノを必死に舐め上げる。
口に入れたり出したり、側面をなぞりあげたりと自分の精一杯の奉仕を尽くす。
「あ、もうすぐイっちまいそうたい・・・っ」
「お前、早漏すぎんねん・・、はぁ・・」
「白石が上手い過ぎるんよ・・?」
同時に千歳も白石のを激しく足掻いている為ベッドはギシギシを音を立てていた。
大男二人なのだから余計に音もするだろう。
ベッドの軋む音でさえ耳に残って卑猥だと感じる。
背筋を駆け上がる快楽に身を震わせながら、白石は千歳に呟く。
「アカン・・っ、ぁ、イく・・!」
「一緒にイけそ・・?」
お互いが駆け上がる絶頂に息を荒げる。
最後に手の動きが速くなり意識がだんだん遠退いて来た。
「千歳一緒に・・っ」
「っ、・・・――!」
「っはぁ、はぁ・・・千歳、めっちゃ好きや・・」
「・・・ん・・俺も好きばい、白石・・」
事後談。初めて一緒に達した事に二人は幸せを噛み締めていた、という。
今回のことで「一緒にイくタイミング」を掴んだ千歳と白石であった。
「白石、ほんなこつエロ可愛かったばい・・・ゴツッ!」
「可愛いは余計や!・・ったく」
「今日気持ちよかとやったね」
「ああ、ホンマ今日はエクスタシーやったわあ・・」
「しばらくの暇つぶしはセックスになりそうばいね」
「身体壊さん程度ならな」
「身体壊したら俺が毎日面倒みちゃるけんね」
「・・・お前アホやろ?」
「そげんこつなか」
「アホ、や!」
「やー・・ひどかね」
それから1週間後、現在に至る。
毎日続く千歳との激しいセックスにいい加減腰の痛みに耐えられず、
しない日が必要と思いつつも愛のあるセックスに
また揺さぶられてしまう白石蔵ノ介なのであった・・。
終。
という訳で最初の深刻そうな悩みの種は「ヤりすぎて腰が痛い」でした!笑
うわーあわこさん下品・・・本当下品すぎ。白石好きすぎて気合入れすぎました。
白石は模索中なのでまだまだ色んな彼を見つけていけると思います!
とりあえず今回はプッシュ中のチト蔵で書かせていただきました。
エロは描写が何十倍も難しいです。白石の控えめ喘ぎが書きたかったの~ん!
とりあえず・・なんかごめんなさい。色々自重しつつこれを気に沈みます!